6mトランスバータの試作(予定)

TS-440を利用して,6mを運用するためにトランスバータを試作する.ただし,動作するバンドが15mまでなので,親側は21.000MHz-21.450MHzとする.

色々と部品を買い揃えていくと新しいHF+50機が買えそうであることは,とりあえず置いておくこととする.

ブロック図


この図では,終段として2E26(部室の棚にあったやつ)を採用しているが,RD06HHF1を利用する案も考えている.

真空管の電源

真空管には複数の電源ないし電圧が必要になる.

  • プレート電源
  • グリッドバイアス(負電源)
  • ヒーター電源

上記2E26管では,データシートのシングルA1級電力増幅の動作例によれば,

  • ヒーター電圧 6.3V
  • プレート電圧 250V
  • グリッド電圧 -12V
  • (スクリーン電圧 160V)

の電圧を必要としている.
このうち,スクリーン電圧は4極ないし5極管の第2グリッドへ接続するものである.

電源トランスの選定

真空管に供給するトランスとして,たとえば
http://www.e-kasuga.net/goods.asp?id=313
を用いると,交流185Vを整流してプレート電圧が,ヒーター電源に6.3Vが,それを倍波整流してグリッド電圧が得られる.

疑問点
ヒーター巻線への負荷として,そのままのヒーター電源と別にグリッドバイアス用に整流しても大丈夫なのか.多少電流容量が小さくはないだろうか.

そもそも,電源トランスはどのようにして調達すればよいか.

DBMの動作

正弦波の乗算によって発生する信号を書き下すと次のようになる.
(数式を入れたかったけど,あんまりうまくいかないのでなし)
f+fc, f-fc, fc - f, -f -fc

ここでfcを29MHzとすると,出力が21MHzとなるのは,50MHzと8MHzとなる.なので初段の増幅器ないしフィルタで,これを十分に取り除ければよい.

そのた

つづきはあとでかく